住宅設計
家族の暮らしを支える絆を育む大事な拠点住宅は、一戸建て住宅や集合住宅、共同住宅(老人ホーム等)等が一般的で、家族や生活の状況、生活スタイル等で選ばれます。
工法に関しては、木造系とコンクリート系(鉄筋・鉄骨)等のさまざまな住宅の設計や監理等を手掛けております。
また、今日の環境や資源問題に対応して、「ゼロ」エネルギーを目指す家を開発しました。具体例としては、いわて型地域復興住宅「イーハトーブの家」があります。
さらに、家族の小規模化に対応したコンパクトな家、そして建設費を低減させたローコスト型住宅モデルなども手掛けております。お住まいでお悩みのかた是非、当事務所にご相談ください。
「ゼロ」エネルギーを目指す家
木村設計A・Tが手がける住宅
古民家再生のノウハウ
当事務所は、歴史的建造物等の調査の結果、地域の資源を住まいづくりに生かすさまざまなノウハウをもとに、古民家を再生して住宅にする技術や古民家風の住宅の設計を研究しています。
その成果として、古い家や神社等に使われてきた、地域資源である木材や石材、さらに塗り壁などの壁面の材料や工法などを、現在の住宅に活用する技術を習得しています。
風土と環境が生み出した木材や、土、石材などの天然素材と伝統的な工法を現代によみがえらせ、現代の科学技術と誘導することで、岩手県という地域固有の気候に対応する快適な住まいづくりを進めながら、それぞれ地域の風景に調和する美しい景観の形成のための住宅の結成を進めます。
木村設計A・Tがお客様の好みや志向の他に重視する4つのポイント
当事務所は、岩手県及び花巻市周辺でさまざまな工法で住宅を設計しておりますが、お客様の基本的な好みや志向に加え、上記の4つのポイントを重視して家(住まい)づくりを行います。
- 「快適に暮らせること」心地よさ、居心地の良さを実感できる家
- 「安全に暮らせること」安全で安心してくつろぐことができる家
- 「健康にくらせること」心身とも健康に暮らせて、しかもそれを育む家
- 「コストベネフィット」が満たされる家
当事務所が考えるコストベネフィット(費用対便益)の概念式
この概念図に示す通りですが、一定期間で経年による家の価値を維持することが重要な鍵です。よく欧米諸国では、「家は古くなった方が価値が出る。」という話を聞きます。住まいの経年劣化を抑え、むしろ味わいが出て価値が上がるようにする工夫が重要です。
また、家族構成の変化に空間を自由に変更できるようにすることが、この内部の可変性がもうひとつのポイントです。 つまり、交換価値を意識した家(住まい)づくりです。交換価値を高めるために、経年劣化を抑えて、むしろ味わいを深める工夫、そして購入者の生活に合わせやすい可変性の重視です。
当事務所は、今まで多くの文化財としての歴史的建造物の調査と研究を行ってきました。それにより、その地域の風土に適合させた、素材や工法を取り入れ、最新の技術で住まいを設計することで、住まいのコストベネフィットを高めることに挑戦しております。